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あと1センチの恋


久しぶりに一人映画してきました。

私がハンガーゲーム2の記事で「好きだ好きだ」と言いまくっていたサムクラフリンの映画です。公開は年末だったのですが、短期バイトを詰め過ぎて暇がなく、やっと観に行くことができました!



あと1センチの恋(2014)/Love, Rosie
クリスティアン・ディッター
リリー・コリンズ/サム・クラフリン


ミニシアター映画を本当に映画館で観るのが初体験で、個人的にはそれも楽しかったです。
公開から約3週間程経ちますが、客席は8割程埋まっていて人気高そうでした。そもそも上映しているところが少ないからですかね…?
女性客がほとんどでしたが、男性でも楽しめる映画だったんじゃないかと思います。


原題は『Love,Rosie』
映画の中ではアレックス(サムクラフリン)がロージー(リリーコリンズ)に手紙を書く時、”Love Alex(愛をこめて、アレックス)”と書いているのですが、タイトルは『愛をこめて、ロージーより』となっています。
全体的にロージー目線で話が進んでいくスタイルで、ロージーの語りによってお話が展開していくので、この映画全部がロージーからアレックスからの手紙みたいになっている(というか、結婚式のスピーチの締めの意味も含まれているのかな)と思います。
珍しく邦題も素敵で、もう本当にあと1センチなんですよね。こっちが悶えるくらいにくっつかない二人なんです。原題より邦題の方が意味が分かりやすいかなーと思います。



ネタバレいく前に、役者さんのお話を。

主人公のロージーを演じるリリー・コリンズ。ちゃんと記憶にあるのは『白雪姫と鏡の女王』だけで、その時は「太眉がすごいな、白雪姫っぽくない!」とか思いつつ、観ているうちにとっても可愛く見えてくる現象が起きた女優さんでした。今回は白雪姫の時より眉毛のインパクトが薄くて(それでも太眉だし、それが可愛いんですけど)、服装とか髪型とか全部が素敵でした。
イギリスの田舎町っぽいところに住んでる役なのですが、”普通の女の子”感がすごくよかった。ラフな格好とか、ちょっと綺麗目な印象の時もあって、ネタバレの時に書きますが、歩んでいる人生は波乱万丈で長いスパンで描かれているのにあまり違和感を感じさせない雰囲気でした。


そして個人的に大好きなサム・クラフリンが演じるのはアレックス。思い返してみると、普通の人を演じてる彼をみたことがなかったなーと思って、なんだか新鮮でした。アレックスはなんていうか、もう、情けないというか、いい人なのはよくわかるんだけど、「なぜそこであと一押しができない!!」と傍から見ていてもどかしくなる人で、その演技がまたよかった。
冒頭の高校生の頃から、大学生になってちょっと垢抜けて、社会人になって…ロージーと離れて別の道を歩いていくアレックスの微妙な心境とか視線がよかった。
『パイレーツオブカリビアン4』で初めてサム・クラフリンを観てから、彼の虜な私ですがこの映画のサム・クラフリンが一番好きかもしれない。でもまだ『ハンガーゲーム』が完結していないのでなんとも言えませんが(笑)


あと、キスシーンがすごく綺麗な映画でした。厳密に言えばキスシーンではなく、二人の顔が近づくだけのときも含めてなんですが。
二人のアップが多くて、だいたいが陽の光とかも綺麗に入っちゃってるもんだから、もう一種の芸術作品かと思うような美しさでした。やっぱり海外の方のキスは綺麗ですね。見てるだけで気持ちいい。


長い期間を描いているのですが、そこまで深く描かれているという訳ではなく、というかばんばんシーンが切り替わっていくので思い返すとあっという間です。でも、二人の気持ちはしっかり伝わってくるし、むしろ二人の気持ちにフォーカスしすぎてて他のことはあんまり映ってません、ぐらいの印象です。

私は主人公に憑依しながら観るテイストなのですが、この映画に至っては主人公がもう辛すぎて、試練が与えられすぎてて落ち着いてられなかったです。笑
一言で言ってしまえば、「幼馴染とのなかなか結ばれない恋」を描いた映画なのですが、もう試練がそんな軽いもんじゃないよね。一生分の辛いことを10年くらいに凝縮されてんじゃないかと思う程なのです。これが私だったら前世になんかしたのかと疑ってしまうレベル。



ネタバレレビューいきます。


幼馴染のアレックスとロージー。
ロージーの18歳の誕生日、二人でに飲みにいって、それはそれは綺麗で美しいキスをしますが、ロージーは泥酔してて何も覚えていません。
記憶を失う程飲んで恥かしく思ったロージーは「全部忘れてね!」みたいなことを言って、アレックス困惑。

その流れのまま学校のダンスパーティーにはお互い違う人と行くことになります。アレックスは美人のベサニーと、ロージーはグレッグと。
ロージーはパーティーの後、グレッグとセックスして(しかも一瞬で終わるという最悪のやつ)、ゴムが中に入ったまま取れなくなってしまいます。アレックスに相談して、病院に行って事なきを得ますが、のちに妊娠が発覚。
アレックスとロージーは二人でボストンの大学にいこうと言っていましたが、ロージーは妊娠のため進学を断念。大学に合格もしていたのに、そのことも妊娠のこともアレックスには伝えずアレックスを見送ります。この空港でのシーンといったら…。涙でそうになる。キスしてしまえよ!ハグなんかじゃたりない!


ここから二人はこれでもかという程すれ違っていきます。
"すれ"違うっていうか、もう"すれ"てもないくらいに。

ロージー、街でたまたま会ったベサニーに子どもがいることを知られて、アレックスに伝えられる。アレックスアメリカからはるばる家にくる。「父親代わりをさせて」というアレックス。
アメリカに帰ったアレックスがロージーのことを思い耽っていたら、サリー(同級生・美人)に声を掛けられ半同棲状態に。アレックスとロージー、娘のケイティはビデオレターやプレゼント交換をする間柄に。


アレックス、サリーとなかなか価値観が合わず、イギリスにいるロージーにアメリカにきてもらう。感動的な再開に楽しそうなデート。ロージーがアレックスにキスをしかけたりするのに、(どう見ても両想いなのに)それを避けてしまうアレックス。
何故かと言ったら、サリーが妊娠してたから!(多分サリーとは同棲以上事実婚未満って感じ)
それを教えてもらっていなかったロージーは驚きながら、完璧主義者でちょっとヒステリーっぽいサリーとアレックスとの中を取り持とうとするけど、居心地悪くてイギリスに帰ろうとする。
それを追いかけてきたアレックスと、売り言葉に買い言葉で大ゲンカして、イギリスに帰ってから気の迷いでグレッグにケイティが書いた絵を送ってしまう。


ロージーの勤め先のホテルに絵を見たグレッグがやってきて、「いい父親になるから」とか言ってくる。信じられないとか言いながらも、ケイティと仲良くしてくれるグレッグにだんだんと心を寄せるように…。そして、結婚することに。
結婚式にはアレックスも招待していたけれど、アレックスはこなかった。その日、アレックスとサリーは別れていた。サリーのお腹の子は浮気相手の芸術家との子だったから!なんてやつなのサリー。


それを後に知ったロージーはアレックスに電話するものの、アレックスは「大丈夫、まだ父親になる覚悟もできてなかったし」とか言うけど、アレックスの家には子供部屋も用意してある…。ここすごく切なかった…。
そんな中、ロージーの父親が旅行先で突然死んでしまう。落ち込むロージーの元にアレックスがはるばる来てくれる。アレックスはとても優しい言葉をかけてくれて、優しく抱きしめてくれるのに、夫のグレッグといったら「親戚の話まじだるー」みたいなこと言って酔ってる!
それを見たアレックスは、「君はもっと愛される価値のある人間だよ。グレッグは君に相応しくない。今の僕なら君を包んであげられる。電話して」みたいな手紙を書いて送ります。でも、グレッグによってその手紙は隠されて、ロージーの目に触れることはありませんでした。


ロージー、グレッグが系列のホテルのスイートを予約してるから結婚記念日のお祝いかと喜ぶものの、仕事で会えないと言われ浮気発覚。浮気現場にまで乗り込んでパンチかまして離婚!
その時に流れてた曲が最高だった。

リリーアレン、可愛い顔して可愛い声して可愛いリズムですごいこと歌ってる…笑


で、部屋中かき回しながら荷物をまとめていると、グレッグが隠し持っていたアレックスからの手紙を発見。見つけてアレックスにスカイプするも、そこにはベサニーの姿が!!
前、ホテルにきたベサニーにロージーがアレックスの連絡先を教えていて、それから二人は元サヤに…。奇しくもロージーが二人のキューピッドになってしまったのです。アレックスはベサニーと婚約していて、ロージーを結婚式に招待します。


アレックスを完全に諦めていたロージーでしたが、二人の行く末をずっと見守ってくれた親友のルビーに言われて、アレックスに思いを伝えようとします。
このルビーが超良いキャラで、大好き!「ロージーって本当にいい親友。ちょっと嫌なことがあってもあんたよりマシだと思えるし」とか言ってて、ちょっときついけど優しくて良い!友達に欲しいタイプ。


で、ケイティとその幼馴染の男の子(名前忘れた)とルビーとでアレックスの結婚式に向かいますが、飛行機の遅延で間に合わず思い伝えられず…。どこまでロージーにひどい仕打ちなの…。
披露宴で、ロージーは「人生のパートナーの選択は本当に大切。アレックスは私をいつも光で照らしてくれた。そんなことをしてもらえた私は世界で一番幸せ。アレックス、あなたの事が大好きよ」と会場全体をひやっとさせるスピーチをかますのです。
もうこれ現実にあったら、何言ってんのこいつ状態ですが、今までの過程を知ってる私から見れば涙なしには見られない。

ファーストダンスで踊る二人を見て、涙をこらえるために会場を出るロージー。そんな中、ケイティが幼馴染の男の子にキスされて、びっくりして会場を飛び出してくる。それを追いかけるロージーと、アレックスもきてくれる。
ロージー「キスされて嫌だったの?」
ケイティ「当然でしょ。二人(ロージーとアレックス)がキスするようなものよ」
アレックス「彼は大きな傷を負うと思うよ。心にあいた穴を他の子で埋めようとして、それでもその穴は埋まらない。そのまま他の女の子と結婚して、彼女は最高だって思い込むんだ」

その話を聞いて、ケイティは幼馴染の男の子とちゃんとくっつく訳ですが、問題は肝心の二人ですよ。
アレックスはやっと18歳の誕生日にキスしたことを言います。どう考えても二人は両思いなのに、もうアレックスは結婚してしまっていて。
空港で別れるとき、二人が別れを惜しんでいるハグなんて、私は見たくなかった。もうそろそろくっついてくれよ。それでも二人の演技がすごくよかったのは確かだけど、この映画はこれでもかというくらいこの二人をくっつけさせないのです。



イギリスにもどったロージーは、父親の遺産で夢だった小さなホテルを開業します。
するとそこにお客さんとしてアレックスの姿が!
「荷物は?」「ない。全部置いてきた」「奥さんは?」「納得して別れたよ」 この距離感がもどかしい!
アレックスを部屋まで案内するロージー。アレックスはイギリスに来るときの機内で見た夢の話をします。
「君(ロージー)がここで立ってて、僕が男らしく君を抱きしめるんだ。それで言うんだ、僕といっしょにダンスに行ってくれる?」そう言って、ロージーを抱きしめて、キスをします。やっとですよ、やっと……。
「やっと誘ってくれたね」と言うロージーを見てて、なんだか突然走馬灯のように今までの90分を思い返して涙がでてしまいました。



すれ違う恋愛映画は多いですが、ここまですれ違うというか、壁が多い映画は珍しいんじゃないかと思う程の内容でしたが、最後はちゃんとくっついて終わってくれてよかった。途中、私が本気で諦めかけてた。笑
映像も綺麗で、美男美女で、二人の空気感もすごくよかったし、音楽も素敵で、ああこうやって思い返すと楽しい映画だったんだなと思います。もっとたくさんの劇場で公開されるべき映画だと思う。
ちょいちょいコメディ要素も入ってて、親子愛も、ヒューマンドラマ要素も盛りだくさんで、笑って泣ける映画でした。

DVDになったらもう一度観よう!


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Re: No title

コメントありがとうございます。
おそらく"Future Girl"という曲だと思います!
サウンドトラックには収録されていないようですが、ネットで曲名と原題の"love rosie"を一緒に検索するとyoutubeの動画が見つかりました!
少し調べてみたのですが、Beau Dozierという人が作った?編曲した?ということしかわかりませんでした…。
歌っているのは確実に女性だと思うのですが、情報がありませんでした…すみません(´・ω・`)

No title

チャプター8でアレックスとフィルダーが出会いサリーを紹介しているときの
barで流れてる曲教えていただけませんか?

Re: No title

>りつさん
またコメント頂けて嬉しいです!ありがとうございます♪
この映画、すっごくよかったです!おすすめです。是非!!
タイタニックのことも映画の会話の中で、重要なキーワードとして出てきたんです!運命感じますね!笑

文章がいいだなんて…褒め過ぎですよ!何も出せないですよ!笑
でも、そんな風に思って頂けて本当にうれしいです!感激してます!
もともとかなり更新頻度は低めなのですが、褒めて頂いて調子づいてるので、ばんばんアップできるようにします!笑

No title

この映画、すてきー!!!
久しぶりにタイタニックを見たのがきっかけで、ラブストーリーを探していたところでした。
早速見にいこうと思います。

アメリアさんの文章ってなんだかいいですね^^
その映画に興味が湧いてきます。
プロフィール

amelia

Author:amelia
映画/音楽/christina aguilera
大学生

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