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ラスト5イヤーズ




ラスト5イヤーズ/The Last Five Years(2015)
リチャード・ラグラヴェネーズ
ジェレミー・ジョーダン/アナ・ケンドリック


『ジョイフル♪ノイズ』と『SMASH』でドハマリしたジェレミージョーダンと、『ピッチパーフェクト』と『イントゥ・ザ・ウッズ』でのシンデレラも記憶に新しいアナケンドリック主演のミュージカル映画。

何!私のための映画なの!?と錯覚するほどのキャストと内容と公開時期!笑


GWに一人で映画館に行きましたよ。ええ。
やはり、日本ではこの二人の知名度が低いからか、映画館がらがら…。まだ公開一週間程度なのに…。
こんながっつりミュージカル映画を、DVDスルーでなく公開してくれたという配給会社の計らいに感謝したいので、皆様是非とも観に行ってくださいませ。
やってる映画館も少ないので、混んでるんじゃないかとドキドキしながらGWの人でいっぱいの梅田に乗り込み一人映画したわけですが、杞憂に終わったって感じです。

しかし!十二分に楽しめました!口コミで面白いって広がったり……しないかなあ…(´Д`)




これはね、ちょっとね。『アニー』とか比にならないくらいのミュージカル映画です。
ほっとんど歌です。9割9分歌ってます。『レミゼ』タイプです。
ブロードウェイの原作をそのまま映画にしたって感じがします。(本物見たことないですが)

主演の二人の歌声と表情だけで全てがもっている映画。とくに歌声。歌唱力の塊な主演のお二人。



ジェレミージョーダンが演じるジェイミー(これめっちゃややこしいですよね。笑)とアナケンドリックが演じるキャシー。
二人の出会いから別れを描いた映画です。

ジェイミーは出会いから別れを、キャシーは別れから出会いの順に話が進んでいきます。
二人の時間が重なるのは結婚式の時だけ。


正直、ハッピーエンド至上主義なので、別れてしまうってわかっている映画や結局叶わなかった恋的な映画はタイプではないのですが、やっぱりこういう映画もいいもんですね。

歌だけで話が進んでいくので、何も描かれていない間に何があったのかとかを自分の中で肉付けしたりして、なかなかに面白い構成でした。
二人の時間軸が逆なので、後半からは「ああ、キャシーはあの時こんな感じだったのね」とかがわかって楽しかったです。


個人的にうれしかったのは、二人の時間軸が逆なので、幸せな時期とそうでない時期が交互に訪れて、曲の雰囲気も切ないものとハッピーなものとで交互に出てくるのが良かった。
ずっとハッピーすぎる分には構わないのですが、あまりに切ない曲ばかり続くとすごく落ち込んでしまう節があるので、ちょうどいいバランスでした!



以下、ネタバレいきます。尚、()で囲われているのはそのシーンで歌われている曲名です。参考までに。

キャシーがジェイミーと別れて、一人部屋で過ごしているシーンから始まります。(Still Hurting)
この時のアナケンドリック、アイメイクほとんどしてなくて(これすっごく珍しいですよね!)、本当に疲れきってる雰囲気がでてました。
曲の終わりあたりで外すアクセサリーは、全て後のシーンでジェイミーから貰うもので、それを覚えているとより楽しめますよ。


場面は変わって五年前、ジェイミーターン。
ジェイミーがキャシーと出会った日。ジェイミーは「女神に出会った!」とか言って(歌って)、めっちゃ盛り上がってます。(Shiksa Goddess)
キャシーがあんなに落ち込んでるのを見たあとだったので、「こんな幸せそうな時もあったのになあ…」と無性に悲しくなってしまいます。


キャシー。
キャシーの誕生日にオハイオまで自分の舞台(キャシーは女優志望)を見に来てくれたジェイミーに喜ぶが、その夜の便でニューヨークに帰らなければいけないというジェイミーにブチギレ。(See I'm Smiling)
ちょっとヒステリックかと思うくらい、キャシーはジェイミーにキレてるんですが、キャシーはジェイミーの浮気を疑ってる様子。こういう伏線的なものを張ってくれるので、次に相手方のターンで同じくらいの時期の曲が来たとき面白いです。


ジェイミー。
小説家志望のジェイミーの元に本を出版しないかという電話がかかってきて、テンションマックスなジェイミー。(Moving Too Fast)
この辺のジェイミーはすごく楽しそうでいい。とってもいい。
この映画では珍しくダンサー的な人も出てきて、楽しい一曲です。


キャシー。
ジェイミーの出版パーティー的なものに出ていると思われるキャシー。(A Part of That)
ジェイミーの横に並ぶのではなく、後ろに立つようになってしまった。彼が物語を書く時の流れの一部に私はいる。隣には並べなくなったけど、彼が私に微笑んでくれる。それでいい。それが私の選んだ道なの、的な歌。
この曲のメロディーラインがものすごく好きです。本当に好きです。
ジェイミーが家で物語を書いている時の表情とか、ものすごく良くて、そこまで幸せいっぱいな曲ではないんだけど(この辺りからキャシーは結婚生活にちょっと不満を感じてる節があります)、シーン的には幸せそうなところが多いです。


ジェイミー。
二人で過ごすクリスマス。バイトで疲れて帰って来たキャシーに、物語を作ってサプライズをやってのけるジェイミー。(The Schmuel Song)
これもよかった!二人がどんどん楽しそうになってるところも好きだったし、こんなにサプライズの準備して二人の時間を楽しんでるのも付き合いたてならではって感じだし。
「シュムール」という人物が主人公の物語をジェイミーが作っているのですが、そのシュムールの台詞部分のジェレミージョーダンの声の凄さ!本当におじいちゃんみたい!歌がうまい人って声帯の使い方が上手い人なんですかね、自由自在ですよね。圧巻。


キャシー。
オハイオでの舞台の仕事を得て、ニューヨークにいるジェイミーにスカイプしてるシーン。(A Summer in Ohio)
スカイプの画面がそのまま映ってて、楽しかったです。アナケンドリックのダンスも見れます!
有名ミュージカルのオマージュシーンもたくさんで、ミュージカルファン必見!
この辺になると、二人とも楽しそうになってきます。やっぱり幸せなシーンがいいですよね。


ジェイミー。
セントラルパークでキャシーにプロポーズする。(The Next Ten Minutes)
ここで初めて二人が一緒に歌います!やっと!!!!
"i will never be complete until i do"とか言っちゃっててさあ…。もうその後の二人の行く末をなんとなく知っちゃってるもんだから、なんともいえない気持ちになります。


ジェイミー。
結婚して、キャシー以外の女性に触れることができなくなったことを嘆きますが、それが自分の選んだ道だと歌う。(A Miracle Would Happen)
結婚して早々、なんてことを言ってるんだこいつは…と思います。まあ幸せそうっちゃあ幸せそうなのですが、これは男女の違いなのかも!
女性はそんなことないけど、男性は結婚した途端モテだすとか言いますもんね。


キャシー。
ジェイミーの歌とかぶるように、オハイオでの舞台のオーディションのシーンになる。(When You Come Home to Me)
この歌とっても素敵…。メロディーラインがすごく素敵…。幸せだと演技にも余裕がでるのかしら。
この曲を挟むようにジェイミーの(A Miracle Would Happen)が戻ってきて、交差する感じになります。ミュージカリズムウゥゥウウ!!!

まだキャシー。
オーディションを受けるも全然うまくいかないキャシー。(Climbing Uphill)
(When You Come Home to Me)と同じリズムで、オーディションの面接官の文句を言ったり、めっちゃ面白い曲です。
キャシー的にはイライラソングなのですが、観客からするとこれは最高のミュージカルヘイトソング。笑
この歌、面接官に対して「こいつらラッセルクロウをミュージカルに出した奴らよ。I suck! I suck!」って歌っててそこで劇場沸いた。笑(20人程しかいなかったってのに)
これ、ミュージカル版の歌詞みると、ラッセルクロウじゃない人がいじられてるんですが、歌詞変わってるのかしら…?歌聴くより先に字幕で笑っちゃって、実際なんて歌ってたのか聴いてなかった…。


ジェイミー。
ジェイミーが作家としてどんどん出世して、出版パーティーに呼ばれますが、キャシーはそれに同伴するのを嫌がる。(If I Didn't Believe in You)
この曲、ジェイミーは落ち着いてキャシーを説得しようとしてて、なんかいい人っぽく見えるし、正直キャシーも自分の仕事がうまくいかなくてやきもきするのは分かるけど、パーティー行ってやりなよと思わないでもない。
ジェイミーがいい人そうに見えるのは、キャシーに同伴してほしいからで、キャシーを大切にしているというよりは自分の立場を大切にしてるのかもしれませんね。
キャシーはジェイミーに頼って生きていきたい訳ではないし、添え物のように扱われるのがたまらないという気持ちもめっちゃわかる!
最後、部屋を出て行ってしまったキャシーに"Please!!"と叫ぶジェイミーが切ない…。


キャシー。
幸せいっぱい期に突入してきたキャシー。(I Can Do Better Than That)
キャシーの実家までのドライブシーン。その辺の男よりジェイミーが一番!みたいな幸せ絶頂期ソング。
運転席と助手席でいちゃいちゃしまくるだけのシーンと言っても過言ではありませんが、個人的に車の中でいちゃいちゃしてるの結構好きだからこういうの嬉しい。笑
実家について、キャシーの両親がポーチにいても構わずラブラブしてて微笑ましい。


ジェイミー。
ここで私のジェイミーへの不信感爆発。ジェイミーの浮気シーン。(Nobody Needs to Know)
しかも二人の家に連れこんでますからね。ありえん!何事!これはおそらく(See, I'm Smiling)の前だと思います。
あの曲でキャシーが「他の女のとこへ行くんでしょ!」とか言ってましたが、そんなことないはずと信じていたのに裏切られた気分。
ジェイミーは誰かを愛していたいし、愛されていたい人なんですね。誰も知らなかったら浮気してもいいなんて許せないけど、キャシーに似てる人を愛するから…ってとこはちょっと切ない。泣ける。


キャシー。
ジェイミーの(Shiksa Goddess)の後だと思われるシーン。(Goodbye Until Tomorrow)
明日までさよならね。待ってるからね。と歌う曲。恋のはじまり!
あああジェイミーのあんなシーン見せられた後にこの曲はつらいわ…。こんなに幸せな時もあったのに…と感じてしまいます。
冒頭は二人の時期が逆だった訳ですけれども、時期が入れ替わりだしてから、二人どちらともの行動や考えがわかってきて余計つらい…。悲しくなる。


ジェイミー。
置手紙をして、家を出ていくジェイミー。(I Could Never Rescue You)
三拍子のワルツっぽい曲で。バイオリンの音も相まって、すごく切ない。
キャシーのことは愛しているけれど、もう昔の二人には戻れないのです。


キャシーの(Goodbye Until Tomorrow)とジェイミーの(I Could Never Rescue You)でコールしあって、意味が違うGoodbye(明日までのサヨナラと、最後のサヨナラ)がものすごく切ない。もうめっちゃ切ない。
最後らへん切ないしか書いてないですけど、本当に切ないのです。語彙力が足りてなくて申し訳ありません。
階段で二人が歌いあうシーンがあるのですが、そのシーンなんて夕日がめっちゃ綺麗に差し込んでて(まるで『あと1センチの恋』かのような素敵陽の光演出)、綺麗な映像と二人の素敵な声と悲しい歌詞にもう涙でますよね。





あらすじ見てた時からわかってたことなんですけれども、そうなんですけれども、私やっぱりハッピーエンド派ですので、結局二人が別れてしまう映画ってつらいです。
キャシーには幸せになってほしいね。
ジェイミーは社会的地位も得ている訳ですし、放っておいても女の人がよってくるでしょう。浮気してるくらいだし。
一方キャシーは仕事もうまくいかないし、別れた後ジェイミーより落ち込んでる感じがします。(あくまで私の中では)


で、思うんですけど、女の人って別れた瞬間が一番つらいじゃないですか。男の人って「別れられたぜ!」的な思考になるのかわかりませんが、そこまで落ち込まない傾向にある気がします。
でも立ち直りは女性の方が早い気がするし、男性は思い出を美化しちゃって別れたことを後悔することも多いような気がするので、今後ジェイミーは大変だわ。
「キャシーのような人を愛したい」って言ってたくらいだし、「彼の創作活動の一部に私がいるから、私は彼のうしろを歩いていてもそれでいい。だって彼が私に笑いかけてくれるんだから」なんて思ってくれていたキャシーのような女性いますか!?
今思えば、(A Part of That)の頃にもっと話し合えていればよかったんでしょうね。
タイミングって大事なんだなあと思う映画でありました。



正直、話の内容はどこにでもあるような恋愛話だし、だからこそ共感できる部分もあるのですが、やはり何よりも注目したいのは出演者の歌です。
ミュージカルっていうくらいなら、これくらい歌ってほしいわ。これでもか感がすごいです。
二人の歌声を聴きに行くだけでも劇場に観に行く価値ありだと思います!


主演の二人以外の出演者なんて、ほとんど記憶にないくらい二人しか出てこない。それがまたいいよね。恋愛ってそういう感じだと思います。



この映画を見てわかったのは、いくら歌声大好きなジェレミージョーダンが演じていても浮気する男が許せないということ。
もう一回ゴーンガールでも見たい気分になる。笑

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ラブ&ドラッグ

Love and Other Drugs Movie Poster

ラブ&ドラッグ(Love and Other Drugs)/2010
エドワード・ズウィック
ジェイク・ジレンホール/アン・ハサウェイ


夏休み更新、恋愛ウィークです。
ちょいエロ…というか割と下ネタ満載で、主演二人が脱ぎまくりますが、ステキ恋愛映画のひとつです。
でも、家族と観るのは無理かな…笑


製薬会社の営業マンのジェイミー(ジェイクジレンホール)は、女たらしのモテ男で、病院の営業周りでパーキンソン病のマギー(アンハサウェイ)と出会います。
二人はいわゆる身体だけの関係から始まりますが、病気のせいで恋愛に弱腰のマギーとどんどん深い仲になっていきます。

ジェイミーはバイアグラの販売員になって、仕事は順調ですが、マギーの病気は進行して二人の関係にも影響を及ぼします。




この映画、悲しくて泣きたくなるシーンもあるんですが、二人の幸せシーンを見ているとこっちまで幸せになります。
二人で撮っているホームビデオがすごく素敵で、最後のシーンはもう気づいたら目から涙が…状態になります。

バイアグラを大ヒットさせた営業マンの自叙伝?が原作らしいのですが、どこまで原作に沿っているのでしょうか。
原作にもマギーのような人が出てくるのかな?知りたいです。




ジェイミーの弟のジョシュ・ギャッドがすごくいいキャラしてます。
エロ大好きな馬鹿弟ですが、出てくるとなんか笑えるいい奴なんですねー。
コメディ路線は彼一人ですが、しっかり笑わせてくれます。


そして一番言及しなくてはならないのは、ジェイクギレンホールのイケメンさですよ。
もう、どえらいかっこいい顔してるんですね。
脱いでもかっこいい!笑
短期間でむきむきになったので、なんか薬使って鍛えたんじゃないかとか言われてますが、なんでもいいです。
だってかっこいいから!!!

ブロークバック・マウンテンでアンハサウェイとは共演していて、あの映画で二人は夫婦役ですが、この映画でも素敵カップルで、とにかくあふれ出る美男美女感がすごいです。
二人が画面に映っているだけで目の保養になるのに、すっごいラブラブしてたり、しょうもない言い合いしてたり、あーこういうカップルいいなーってしみじみと思います。



アンハサウェイは登場シーンで、いきなり胸を晒すという大胆さですが、全体的にエロいですね。
部屋着とかも、見えるか見えないかみたいなものが多くて、これは男性はたまらんだろうなと思います。
女性が憧れる、抜群プロポーションです。
まあそもそもポスターがこれですからね、借りるときもちょっと勇気がいるのは確かです。笑

時代設定として、1996年辺りなんですが、アンハサウェイはちょっと昔に流行ったような服が似合いますよね。
もちろん、今流行りのスタイリッシュな服装も完ぺきに着こなしますが、レトロな感じでも全くださくない!
普通に可愛いんですよ。やっぱり美人だと何着てても似合うんですかねえ。



それでは恒例、お気に入りシーンを。

まず、マギーに会いたいジェレミーが電話で言う一言。
"i like hearing the sound of your voice"
「君の声を聞いていたい」ですよ、セクシーボイスでこんなこと言われたらぶっ倒れますね。
やたらとかっこいいです。元々ジェイクギレンホールが好きっていうのもありますけど、これはもうとんでもない殺し文句ですね。



ホームビデオでマギーが残した名言。
"just how happy i am, in this moment, right now.
the way the light's hitting that face of yours.
there's this little breeze coming in through the window.
it doesn't matter if i have 10000 more moments like this, or just this one, because it's all the same.
right now, this moment, i have this."

「すごく幸せ。今がすごく幸せ」これを言うときのアンハサウェイがすごく良い表情だし、言い回しがなんとも素敵です。
これはもう素人には言えません。詩的すぎます。脚本家の方に敬服レベルです。




そして、最後に流れるこの言葉。
"you meet thousands of people, and none of them really touch you.
and then you meet one person, and your life is changed forever."
「何千人と知り合っても、ただそれだけ。
なのに一人と出会っただけで人生が変わるんだ。永遠にね。」

この映画の最終シーンでこれを言われると、もうじーんときてたまらんですね。




個人的に病気ものはあまり好きではないです。
お涙ちょうだいな感じとか、ただただ辛いだけのものが多くて。
でも、このお話は辛い中にも希望を見いだせるというか、家族をつくる過程をみているような感じがして、嫌悪感はありませんでした。
これでも一応看護学生で、そういう勉強をしているとなんだかんだいって人は家族が大事なんだよなと痛感します。
支えてくれる人がいる、ただそれだけも気持ちは随分変わるんではないかと思います。




レ・ミゼラブル

01.jpg


レ・ミゼラブル(Les Miserable)/2012
トム・フーパー
ヒュー・ジャックマン/ラッセル・クロウ/アン・ハサウェイ/アマンダ・セイフライド


観たい観たいと思いながら、タイミングが合わず今更一人で鑑賞。
公開されてからかなり立ちますが、お客さんは多めでした。


レ・ミゼラブル。
これだけ有名なミュージカルであるのに、内容を全く知らない状態で鑑賞。
ミゼラブルってあれでしょ?スーザン・ボイルが歌ってたやつでしょ?
くらいの知識で臨みましたが、もう感動の嵐でした。
無知だったからこそ、展開がわからなくて楽しめたっていうのもあったのかもしれません。



パンひとつを盗んだ罪で投獄されたジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)。
娘の養育費の為に身体を売るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)。
仮釈放から逃げたバルジャンを執拗に追う警部ジャベール(ラッセル・クロウ)。
ひとり孤独に生きてきたコゼット(アマンダ・セイフライド)。

彼らがレ・ミゼラブル――悲惨な人々、なのでしょう。



あまりにも有名すぎるお話なので、内容の説明どうこうは必要ないと思いますが、なんといっても全編歌っていうのは驚きでした。
ミュージカル映画は好きで、得意な方ですが、ミュージカル映画と言っても普通の会話はあるものだと思っていたので(無知すぎてすいません)本当にびっくりでした。
でも!歌だけなのに、こんなに感情移入して感動して涙が出るなんて…。

ロングランしてきたミュージカルだからこそなのかもしれませんね。



演技と同時に歌声を録る、これは公開前から話題になっていましたが、本当にすごかった!
出演している役者さんは全員歌って演じられる人たちなんですよね。
ひしひしと伝わる感情が心に突き刺さってくるみたいに感じました。


メインキャストは上記の4人なのですが、唯一の笑いどころを提供してくれるテナルディエ夫妻をはじめ、脇役それぞれのキャラが最高です。


そのなかでも特に、マリウス!
ブルジョワ(だと思う)なのに、革命側に立って使命に生きているのがとてつもなくかっこよく見えた。
それはたぶん、演じていたエディ・レッドメインの多大なる影響もあるのだろうけど。
彼、イケメンすぎる。日本人が大好きな欧米人の顔をしていると思う。
あとから調べてみると、なんと31歳とのこと!!!!!!
下手したら10代に見えるよ!信じられない、彼が31歳だなんて…。
マリウスがコゼットを愛していたように思われてみたいものです。


私がミゼラブルで知っていたのは"I dreamed a dream""On my own"のたった2曲だけだったのですが、その"On my own"がものすごく泣けた。
エポニーヌを演じたサマンサ・バークス。
彼女の歌声が一番好きでした。
I love him, この響きが、あんなにも切ないことに初めて気づきました。

それから浮浪児ガブローシュ。
小さいのに強く生きる男の子。
大人が折れそうなときに、一番強い。
この子のまっすぐさに何度涙したことか。




アン・ハサウェイの"I dreamed a dream"では、なんとか耐えていたのですが、中盤からはほとんど泣きながら観ていました。

フランス革命、世界史の授業でなんとなく学んだだけの歴史の一部、この話はフィクションですが実際にもこんな話があったかもしれません。
『激動の時代を生きた彼ら』とは、映画の宣伝文句に使われがちですが、これを観たとき激動の時代とはまさにこのことだと痛感しました。

激動の時代を生きた彼らの、大きな愛と、罪、それを許す心と神。
大事な人の為に、今を生きる。
言葉にするのは簡単ですが、実際にするのはどれだけ辛く、報われないものであるのか。
それでも愛が、全てを可能にしてしまうのかもしれません。



今年のお正月、久しぶりに会った叔父に「自分が大学生だったころはまだ学生運動があってね、テストがなくなったりしたんだ」みたいな話を聞いて、教科書の中の話だった学生運動が一気に身近に感じられました。

フランスに革命をもたらそうともがいた若者、死を覚悟して国と戦った学生。
彼らは今の私と同年代ですが、私はきっとそんなことできない。
革命を起こすには、まず自分たちから。その強い気持ちは現代の若者にはみられないものだと思いました。



革命のことばかりに触れていますが、もちろんバルジャンが主人公で、彼がコゼットを思う気持ちがメインです。
コゼットをマリウスに託し、自分は修道院で死を待つバルジャンですが、最終的にコゼットに真実を話し、安らかな死を迎えます。
本当の親子ではないけれど、それと同様の親子愛。

人は誰かを想い、愛し、生きているのだと痛感しました。



ラストシーンの民衆の歌、もうこのシーンまでくると私は号泣です。
一人映画なのに号泣です。涙が止まらない。

サウンドトラックを絶対に買おうと決意しました。
こんなのバーレスク以来です。

映画館に同じ映画を2回観に行ったことはなかったんですが、この映画だけは絶対にもう一度観ようと思っています。
というより、もう一度観なくてはいけない。


どれだけ内容を知っていても、歌を知っていても、絶対に絶対に映画館で見ておくべき映画だと思います。
感動という言葉では足りない。
アカデミー賞ではリンカーンが強いかもしれませんが、絶対にオスカーを取ってほしい作品です。



when the beating of your heart
echoes the beating of the drums
there is a life about to start when tomorrow comes

"Do you hear the people sing?"
最後に流れるこの曲、歌詞と力強い大勢の歌声に涙が止まりませんでした。





リアル・スティール


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ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ 他

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リアル・スティール(REAL STEEL)/2011
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ヒュー・ジャックマン/ダコタ・ゴヨ


英語のキャッチコピーは、Courage is stronger than steel.
日本のキャッチコピーは、リアル・スティール――それは、親子の絆が生み出す、"本当の強さ"

個人的には、英語のキャッチコピーが好きです。これは大抵の洋画に言えることなんですけど。



それはさておき、ヒュー・ジャックマンがかっこよかったです。
私の中でX-MENのイメージが強すぎるので、初めて普通の人間を演じるヒュー・ジャックマンを見たような気がしました(笑)

あらすじを簡単に言ってしまえば、人間同士でなくロボットでボクシングを行うようになった近未来。
お金も計画性も何もない不器用なヒュー・ジャックマンが、ロボットボクシングを通じて息子とわかりあっていく……みたいなお話で、最初の10分で(というか予告でも)終り方は大体わかります。

それでも面白かったです。


なんといっても、子役の男の子がかわいすぎる。
本当に、洋画に出てくる男の子はかわいい子が多いよ。本当に。

ダコタ・ゴヨ君というらしいですが、ボクシングで勝ったときに見せる可愛い笑顔と、力強いガッツポーズにやられました。ずきゅんときます。ちょっと皮肉っぽいところさえ可愛く見えてしまった。
ダンスを踊るシーンも上手で、可愛くて、こんな息子が欲しいもんだとまで思ってしまいました。

役名はマックスというんですが、このマックスが日本製のゲームが大好き設定で、映画冒頭に出てくるロボット(日本から来たもの?)に日本語で操作するんです。
「migi hidari」っていう、たどたどしい日本語がかわいい!!!

この映画は割と日本日本って言ってましたね。
ロボットに"超悪男子"と書かれたペイントがあったり…笑
ラストシーンでマックスが来ているTシャツにはカタカナでロボットの文字があったり…
洋画で日本語をみつけるとやっぱり嬉しいですよね。
中国っぽく描かれていることも多いですが、この映画はそんなことありませんでした。



ヒュー・ジャックマンの話を。
ヒュー・ジャックマン、むきむきすぎる!!!!!
元ボクサー設定なので、全くおかしくはないのですが、いつも来ているタンクトップから見える上腕二頭筋の太さ!
日本の俳優さんとは違ってむきむきな俳優さんが多いハリウッドですが、ヒュー・ジャックマンはその中でも群を抜いています。むきむき男子好きな女子は必見です。


ヒュー・ジャックマンが段々とマックスと親しくなっていくのは、見ているこちらもあったかい気持ちになりますし、ロボットボクシングシーンが目玉の一つであるのは確かですが、私は親子愛の映画だなあと感じました。


親子愛といいつつも、ヒュー・ジャックマンは駄目だったときから自分を支えてくれていた女性といい感じになりますし、幸せになれてよかったねえと言ってあげたくなる。




終盤のロボットボクシングシーン、予想外にも泣いてしまいました。
マックスが流す涙を見ていたら、気づいたら私も……

ロボットには音声命令できる機能がついていたのですが、ラストシーンではそれが壊れてしまって、最終的にヒュー・ジャックマンがリング外でシャドーボクシングするのをロボットが真似することで試合を続けることになります。

もう、このときのヒュー・ジャックマンがめちゃめちゃかっこいい。
ジャンプしながらパンチなんて、かっこよすぎる。


無敗といわれた敵を倒したあと、ずっとチャーリー(ヒュー・ジャックマン)と呼んでいた父親をDad!!と呼びながら抱き着くシーン、感動すぎます。

こんな感じで終わるだろうと予測していたにも関わらず、わかりあえてよかった―と思いました。


ボクシングシーンも多めですが、女の子も楽しめる映画だったと思います。
とくに筋肉フェチの女性は必見。




プロフィール

amelia

Author:amelia
映画/音楽/christina aguilera
大学生

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